保育士の資格を取得できる通信大学を11校、紹介しています。
保育士の資格が取れる通信大学
地域 | 大学名 |
---|---|
千葉県 | 聖徳大学 |
東京都 | 明星大学 |
東京福祉大学 | |
東京福祉大学 短期大学部 | |
京都府 | 佛教大学 |
兵庫県 | 神戸親和女子大学 |
姫路大学 | |
豊岡短期大学 | |
岡山県 | 吉備国際大学 |
保育士になる3つの方法
保育士になるためには「保育士資格」を取得する必要があります。
取得する方法は主に2つあります。
- 指定保育士養成施設(大学・短大・通信大学・専門学校)を卒業
- 保育士試験に合格
一般的な方法としては指定保育士養成施設を卒業することでしょう。卒業することで試験を受けずにい資格が取得できるためです。
一方、保育士試験での合格を目指す場合にはハードルが高くなります。合格率が20%前後と低いためです。
保育士試験の内容
保育士試験は、筆記試験と実技試験が行われます。点数としては9科目すべてにおいて60%以上を獲得する必要があります。
おおよその目安としてですが、合格に必要な勉強時間は100時間~180時間とされています。
ちなみに一度合格した科目については3年間免除されます。
保育士試験の難易度、そして試験対策にかける時間を考えると、大学や短期大学、さらには通信制の大学や短期大学での取得を目指した方がよいのではないかと思います。
通信大学を利用するメリットが大きい
保育士資格は通信大学、通信短期大学でも取得することができます。
そしてメリットが大きいと思います。
- 入学試験はなく書類審査のみ
- 好きなとき・好きな場所で勉強できる
- 卒業すると保育士資格と幼稚園教諭免許状や小学校教員免許状が同時に取得できる
- 学費が安い
ただし通信大学によって学費や細かな条件などが異なるため、資料請求ししっかり確認する必要があります。
最短取得期間は2年 状況によって異なる
保育士資格を取得をするために必要となる期間は最短で2年です。
たとえば短期大学の場合は2年ですし、すでに大学を卒業した人が保育士資格だけを通信大学で取得する場合にも2年となります。
ただし4年制大学の1年次に入学した場合には、最短取得期間は4年となります。
つまりこれまでの学歴によりいろいろ変わってくるということです。
4年制の通信大学を選択するとよいかも
もしすでに4年制大学を卒業していて、これから保育士の資格を取得するということであれば、4年制の通信大学の3年次に編入するとよいかと思います。
理由は、保育士資格を取得するのと同時に、幼稚園教諭免許状や小学校教員免許状を取得するコースを選べることがあるためです。
これにより、将来の進める道が大きく変わってきます。
通信大学を利用するデメリットも 自己管理ができないと難しい
通信大学を利用するメリットは多いのですが、もちろんデメリットもあります。
それは自分で自分を管理する必要があるということです。
勉強は自分で進める必要があります。わからないところも自分で解決することが基本です。
いつまでにどのレポートを提出するのかの管理や、スクーリングの管理など、あらゆることをすべて自分で管理する必要があるのです。
だからこそ学費が安いともいえます。
通学型であればすべて用意されている
一般的な大学や短期大学に通っている場合には、大学側が生徒の面倒を見てくれます。
- どの勉強をすればよいのか。
- いつまでに何をどうすればよいのか。
- 周りの人とすぐに情報交換できる
- 困ったことはすぐに直接質問できる。
- 大学の施設やサービスを利用できる。
すべて用意されている状態で、その道の上を案内通りに進めばよいのです。
ところが通信制大学の場合、自力で歩き続ける必要があります。
レポートは自己判断でどんどん作成していく必要があります。試験もどんどん受けていく必要があります。待っていては全く進みません。進み続けるしかありません。
もし自分で自分のことを管理することが苦手だという人は、通学型の大学を選ぶとよいかもしれません。
ただし少しでも学費を安く抑えたいとか、好きなときに勉強したいとか、自分のことは自分でできるような人であれば通信制を選択するのもよいかと思います。