通信大学の中には、大学に一度も行くことなく免許や資格を取ることができます。たとえば大学へ一度も行かずに、大学卒業資格を取ることもできます。
一般的な大学は、大学の校舎に行き教室で授業を受け、レポートや試験に合格することで単位を取得します。そして卒業に必要な単位数が揃うことで大学卒業資格でもある「学士」が取得できます。その他、免許や資格が卒業時に必要であれば、通常の単位以外にも免許や資格専用の単位を取得することで獲得できます。
つまり一般的に言われている大学は、基本的には直接学校に行き授業を受ける必要があるのです。
ところが直接大学に通わなくても免許や資格を取得することができます。それが「通信大学」です。
私の場合は通信制の大学で「小学校の教員免許」を取得しました。教員免許の他にも、「認定心理士」や「行政書士」など、多くの資格も取得することができます。
大学に通学しないということは可能性が広がるということ
「通学が不要」というのは通信制大学の非常に大きな強みといえます。
一般的に「大学」と言われている場所は、高校を卒業した後に4年間、もしくは2年間通う学校の事を指します。毎日大学に行き、教室で教授から授業を受けます。
しかし違ったタイプの大学もあるのです。
自宅にいながら勉強し、単位を取得していくタイプの大学があるのです。それが「通信制大学」です。
通信大学の基本は在宅学習
一般的な大学は、大学の教授が授業を行い、テストを行い単位修得を行っていきます。
ところが通信制大学の場合は、在宅で勉強を行い、レポートを大学に送り、定期的に行われるテストに合格することで、単位を修得することができます。
わかりやすく違いを区別すると、以下のようになります。
一般的な大学 | 通信制大学 |
---|---|
クラスで授業を受ける | 在宅で課題に沿って勉強をする |
最後の授業で試験を行う | 課題に沿ったレポートを作成し、大学に送付する 課題に沿った試験を受ける |
試験に合格することと出席数を満たすと単位を取得することができる | レポートと試験の両方が合格すると単位を取得できる |
どちらも、一定の習熟度が認められれば、単位を修得することができるといった点では同じです。
そして学習方法が違っても、取得できる資格や免許は同じものとなります。
通信制大学で取得した免許や資格は本物 通学しなくても取得可能
心配される方がいるのですが、通信制の大学で取得した免許や資格は「本物」です。
参照 通信制大学は学歴にならない?それは完全にウソ!でも通信制大学に対する誤解はある
「本物」と言った表現もおかしいのですが、優劣はありません。「偽物」とか「仮」とかそういったものではなく、紛れもなく「本物」です。
例えて言えば、偏差値60の4年制大学で取得した教員免許も、偏差値50の4年制大学で取得した教員免許も同じだということは分かると思います。免許は免許。資格は資格。全く違いはありません。
実際に私の場合には、大学卒業後に通信大学で教員免許を取得し、その後、小学校で教壇に立ちました。
大学卒業資格も問題なく取れる
一般的な4年制大学を卒業すれば「大学卒業資格」つまり「学士」を得ることができます。これは既定の単位数を取得したという意味です。そのため通信大学でも既定の単位数さえ取得できれば「学士」を得ることができるのです。
「大学卒業資格欲しいなぁ・・・でももう社会人だから取れないよなぁ」
と思っている人もいるようですが、そんなことはありません。何歳からでも始められます。50歳、60歳からでも始めている人もいるほどです。
同じように、教員免許もそうですし、学校心理士や学芸員といった資格についてもそうです。
大学に行かないことのデメリット 通信制大学の唯一の欠点はスクーリング
通信制大学の場合、ずっと在宅で勉強をしていればよいというわけではありません。取得する単位によっては、直接大学に行かなければならないことがあります。
その場合、大学に直接行くことになる可能性もありますし、サテライトキャンパスという大学以外に設置されたキャンパスに行かなければならないこともあります。
その時には交通費も宿泊費もかかってしまいますので、その点をデメリットと考える方もいます。
ちなみに全く大学に行かなくてもよい通信制大学も存在します。
参照 スクーリング
スクーリングは欠点ではない
通学を希望しない人からしてみると、スクーリングはデメリットのように感じるかもしれません。しかし私はスクーリングに参加しましたが、よいことが多かったです。
まず通信大学の場合は自宅学習が基本です。つまり長い時間1人で勉強をしていることになります。自分の勉強方法が正しいのか、他の人はどのように勉強を進めているのか、自分は正しいスケジュールで進められているのかなど、不安に感じることがあります。
しかしスクーリングに参加すると、自分と同じ境遇の人たちが集まってきます。そして情報交換をすることができます。これにより気づかないうちに落ちかけていたモチベージョンを再び保つことができたと思っています。
このような面からしてみると、決してスクーリングは欠点とは言い切れないと思います。
スクーリングすら存在しない通信大学がある
「通信制大学の唯一の欠点?はスクーリング」でも説明していますが、いくら通信制大学だったとしても、何回かはスクーリングのために大学に行かなければならないことがあるとお話しました。
しかし最近では、「1度も大学に行かなくてもよい通信制大学」が出てきました。それが「サイバー大学」です。ここでは大学卒業資格である「学士」を取得することができます。スクーリングに割く時間を確保する必要が無くなる為、完全に自分のペースで勉強をすることができます。
これを現実にさせたのが、「オンデマンド方式授業」です。インターネット端末(パソコン・スマホ・タブレット)を利用して受講するのです。スマホやタブレットでも受講することができるため、家だけではなく外出先でも勉強をすることができます。
ITに強いソフトバンクグループが作った大学で、しっかり文部科学省から認可を受けており、2007年からインターネット大学として運営されています。
通信大学の学費は驚くほど安い
スクーリングで交通費や宿泊費がかかってしまう可能性はありますが、通信制大学は一般的な大学と比べ驚くほど学費が安いです。たとば私が教員免許を取得した「明星大学」ですが、教員免許を取得するために必要な学費は「約40万円」でした。教員免許なので、教育実習にも行きましたが、その実習費も含んでこの金額です。
もし、一般的な大学で教員免許を取得することになったら、この何倍もの学費が必要となります。それを考えると、多少交通費や宿泊費がかかったとしても、トータルで見ると安いものです。
ちなみに、サイバー大学の場合は1単位21,000円で取得することができるため、必要な単位数分だけの料金を支払うシステムとなっています。
参照 通信大学の学費を比較
通信大学は免許や資格を取るなら本当におススメ
私は通信制大学で教員免許を取得しました。それにより人生は大きく変わりました。もし「大学卒業資格(学士)」や「教員免許」、「資格」をこれから取得したいと考えているのなら、通信制大学を選ぶことも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
たとえば資格であれば、通信大学ではなく、通信講座、もしくは専門学校という選択肢もあることでしょう。通信大学のは、バックが大学でありしっかりしている、さらに生徒数が多いため、学費が比較的安くなるといったことが大きなメリットがあります。

現在のところ日本は学歴社会です。同じ会社の中でも学歴が上の人間を抜くことはなかなかできません。学歴が低いという理由で、いくら能力があったとしても就けない仕事もあります。これが現実です。
そのため、何かしらの事情で大学に通えなかった、でも今なら通える!という人が、社会人として働きながらでも通信制大学に通っています。働きながらの勉強は多少大変になることは間違いありません。しかしそれを乗り越えた後に、大学卒業資格や教員免許、資格を取得することができ、新たな道へ進む可能性が広がると思います。
参照 働きながら教員免許を取得 社会人になってからも先生になれる
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