これは、過去に講師をしていたIさんからのお寄せいただいた投稿です。
〓以下投稿記事参照〓
私は、数年前小学校で講師をしていました。教育大学を卒業し、しばらく民間企業に就職をしていたのですが、せっかく教員免許を持っているし、1度は教壇に立って仕事をしてみたいと思い、講師登録をしました。
しばらくすると、声がかかり、講師を始めることになりました。
私が受け持った学年は3年生でした。子ども達はとてもよい子たちばかりで、本気で教師を目指したいとさえ思っていました。しかし、一方で教員にはなりたくないと思うこともありました。それは、同じ学年の主任の先生の存在でした。はっきり言って、常識の欠如をしているような人でした。
言っていることはメチャクチャで、自分が一番としか思っていないような素振りばかりを見せます。私の話は、初めから否定的な態度で聞き、常に反論をしてきます。また、私が席を離れているときに、その学年に関する大事な話があったらしく、それとなく、後で私が聞くと
「あなたには関係のない話。」
や
「あなたは知る必要がない。」
と返してきました。担当学年で知る必要のない話など普通はありません。また、
「講師はだまって言うことを聞けばいい。」
と言う始末です。
このようなことがあり、私は講師を短い期間で辞める決意をしました。その後、他の地域から講師の話が来て、悩んだ末に承諾しました。そこでの私の扱いは全然違いました。周りの先生が私を常にフォローしてくれ、励ましてくれ、これ以上ない環境で先生という仕事ができました。
その後、いくつかの学校に勤務しましたが、一番初めの学校以外はとても気持ちよく仕事ができました。しかし、今だから思うことですが、初めの学校での扱いがあったからこそ、最近の学校現場で多発する数々の問題を冷静に受け取ることができるんだなと思いました。辛かったけれど、良い人生経験だったのかもしれません。
講師をしようとしている方がいましたら、言いたいのですが、自信を持って教壇に立ってくださいと言いたいです。講師ならではの辛いこともあるとは思いますが、その全てがその後の教員人生に良い影響を与えてくれると思います。
当サイトから
Iさんの言う通り、学校や一緒に学年部を組む先生によって学校生活は全然変わったものになると思います。学校という社会は意外にも狭い世界であり、外の世界の常識が通じなかったり、表現が正しいか分かりませんが「井の中の蛙状態」の先生も存在します。
正直「運」としか言いようがありませんが、自分のやることをしっかり行っていればよいのです。担当するクラスの子どもたちのことを第一に考えること。
そして極論に思われるかもしれませんが、おかしな先生がいたとしても相手にしないことです。どうしても相手にしなければならないのであれば正論をぶつけてもよいかもしれません。
そして本当にものすごい極論ですが、同僚の先生をたとえ全員的に回したとしても先生という職業においてクビになることはありません。それだけ保証された職業でもあるのです。
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