講師として学校で働いていたわけですが、字が丁寧だといろいろ得をすることが多かったと思います。
恐らくこれは、教育の現場だけでなくその他の社会でも言えることだとは思いますが、とにかく、教育の現場では役に立ちました。
学校では宿題としてよく「書き取り」を出します。書き取りでは、子どもたちがやってきた書き取りをチェックし、お手本として書き直したりします。
もし、このとき、先生のお手本の字が汚かったらどうでしょう?
全く説得力がありません。子どもも、字を直す気が起こらないでしょう。保護者からクレームが来るかもしれません。
字が丁寧であればそのようなことはありません。
さらに、字を書くスピードが早ければ早いほど得をします。理由は簡単。書き取りの宿題を見る時間が短縮できます。
30人~40人の子どもの宿題を見るには、かなりの時間と労力を要します。一人ひとりの書き取りを丁寧に直すとなると、休み時間が完全に潰れます。しかし、字を書くスピードが早ければ、休み時間を1回、もしくは2回で書き取りを見ることができます。
時間節約術ですね。
ですから、字が丁寧で尚且つ早く字が書ける先生は、余った時間を有効活用することができます。休憩するのもよし。プリントを刷るのもよし。教材研究をするのもよし。といった感じです。
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