その後は、教員採用試験にも挑戦しようと考えています。
通信大学で教員免許を取得した人と、普通の大学で教員免許を取得した人とでは合格率に差がありますか?
どういった意味で合格率に差があるのかという点によります。
まず通信大学出身者と、一般の大学(教育学部)出身者では、一般の大学の方が採用試験に対しては有利です。
それは採用試験専用の勉強を大学で行なっているためです。
そういった面から見ると、一般の大学出身者の方が専用の勉強をしている分、合格率が高くなると思います。
次に通信大学で教員免許を取った人と、一般の大学で教員免許を取った人という面、つまり教員免許状を取得した環境の違いで合格率が生まれるのか?という点で見てみると、それはありません。
教員免許をどこで取得したのか、どのような方法で取得したのかということは試験内容には関係がありません。これは実際に試験官を行ったことのある先生が話していました。つまり完全に実力であるということです。
通信大学出身者と普通大学出身者の合格率
通信大学出身者と普通大学出身者を比べ、教員採用試験の合格率に差はあると考えます。
差があるというのは、単純に一般の大学の学生の方が教員採用専門の勉強をしているためです。
普通大学出身者、とくに教育学部出身者の場合、教員採用試験の対策を学生時代に行っています。そのため有利ですし、合格率も高くなります。
通信大学では採用試験対策を行わない
基本的に通信大学では、教員免許を取得するための勉強は行いますが、教員採用試験に合格するための勉強は行いません。
通信大学で教員免許を取得した人の場合、教員免許を取得するためのレポート作成や試験を行いますが、教員採用試験のための勉強は行いません。
そのため免許を取得した後に、今度は採用試験の勉強を行う必要があります。
そもそも大事な点として、教員免許を取得するための勉強と、教員採用試験の勉強は別物です。
そのため、教員採用試験に合格するために専門学校に通う人もいるほどです。
あくまでも経験上の話ですが、教員採用試験に合格したいのであれば専門学校に通ったほうがポイントを絞ってくれるためよいと思います。
このように、置かれている状況からすると現役生、そして教育学部出身の学生の方が専門の対策を取る分、合格率が高いといえます。
出身大学による優劣はない
出身大学による採用試験の合格率に差はありません。
これは採用試験の試験官を担当したことのある先生に聞いた話です。
単純に試験での成績がよかった人を採用するとのことです。
また現在では、講師などで教育現場経験のある人を優遇するといった地域もあるため、成績+経験が大切になることでしょう。
たとえばもし、「AかB、どちらかを選ばなければならない!」といった状況になったとしたら、可能性として高学歴の方を採用する可能性があるとは言われました。
通信大学出身の先生は存在する
通信大学で教員免許を取得した先生は教育現場に普通にいます。
その人たちは当然、採用試験に合格しています。
そのため通信大学出身だから採用試験に合格しないということはありません。ただし前述したように、現役生に比べれば、そして専門の勉強を大学でしている人からしてみると不利かもしれません。
ただそれも採用試験用の勉強を自分で行えばよいだけの話です。
また現在では、専門学校で採用試験対策を行ってくれるところもあります。そのようなところに通って対策してみるのもよいかもしれません。
取得できる通信大学を検索
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