学校で働く教員の服装には2つの正解があります。
1つは動きやすい服装。もう1つは正装です。
基本的には動きやすい服装で勤務しているのですが、何かしらのイベントの際には正装になることが多いです。
そのためほとんどの先生は、自分のロッカーや車の中に正装を用意しておいています。
教員たるものシーンに合わせて適した服装を選ぶ
教員の服装は大きく分けて2つです。
基本的には「動きやすい服装」となります。ジャージの先生もいますし、ポロシャツの先生もいます。ジャケットを羽織る先生もいます。
少なくても清潔感が感じられれば問題ありません。
もう1つはスーツなどの正装です。
懇談会や保護者会、さらには出張の際には正装であるケースが多いです。
正装を用意しておく
多くの先生は自分のロッカーや車の中などに、正装を用意していることが多いです。
ある一定の時間のみ正装にする必要がある、もしくはした方がよいことがあります。
たとえばですが、授業後に学校中の先生と民生委員と打ち合わせがあることがありました。それまでは動きやすい服装でほぼすべての先生が勤務していましたが、民生委員との打ち合わせの時間直前に正装に着替えました。
これは学校にもよるかとは思います。ただそのようなことがあるということです。
中には朝から正装で勤務している先生もいました。このあたりは個人の判断に任されることが多いと思います。
普段着は動きやすい服装であるべき
基本的に学校の先生というのは動きやすい服装での勤務が多いです。
勤務するのが、小学校、中学校、高校と、どれかにもよるかとは思います。
とくに年齢が低い子どもと触れ合う先生であれば、動きやすい服装の方がよいと思います。中学校や高校であればスーツが主流となってくるかもしれません。
突然のトラブルに対処しやすい
なぜ動きやすい服装の方がよいのかということですが、子どもが何かしらのトラブルを起こしたときに対処しやすいためです。
わかりやすい話をしますと、生徒が突然ケガをしてしまったとしましょう。ケガの程度にもよりますが、教員は子どもを保健室に運ぶケースがあります。
その際、たとえば服装ではありませんがサンダルやクロックスを履いていたとしましょう。靴に比べると脱げやすく、子どもを運ぶ際に脱げてしまって二次被害を生んでしまう可能性があります。
案外服装の自由度は高いが指摘されないレベルを選ぶ
基本的には清潔感のある服装であればどのような服装でもOKです。
自分で清潔感があると思っていても、周りから見て疑問に思われることもあります。その際には、大抵一言二言いわれます。
言われて直すのもよいですし、直さなくてもそれはそれでよいと思います。直さなかったとしても何か処罰を受けるわけでもないためです。
※処罰を受けた先生を見たことがないだけです。
ただし基本的に学校の先生は、校長や教頭、学年主任に指摘されたら直す人がほとんどだと思います。
ジーンズは意見が割れることがある
学校によってなのかもしれませんが、ジーンズは意見が割れることがあります。
動きづらいという観点からです。
ただ年配の先生で、1年中ジーンズをはいていた人もいました。
ちなみに私は1度も履いていったことはありません。
Yシャツの下のシャツ
経験談です。
Yシャツの下に、色付き(黒)のシャツを着ていたことがありました。Yシャツは白いため、見事に黒い色が浮かび上がってしまっていました。
運悪く校長先生に見つかり、「白いYシャツの下に色付きはやめたほうがよいのでは?」と軽く指導を受けたことがあります・・・。
指導者としての服装を意識する
実際にあった話です。
冬の寒い時期に外で体育を行っていた先生がいました。
生徒は薄い格好で運動場を走っていたのですが、それを指導する先生はどこから誰が見てもものすごく厚着をしていました。
するとそれを見た近隣の住人から学校に連絡がありました。
「子どもたちがあんな寒い格好で動いているのに、なぜ教師は温かい格好をしているのか?」
という内容です。
近隣の目、近隣の声はよくあることですが、学校側としても意見をいただいたら指導をせざるを得ません。
確かに言っていることはもっともでもあります。
そのため「常識の範囲内」であればよいのです。
正装は常に用意しておいた方がよい
結論として教員は清潔感があり、動きやすい服装であれば基本的には何でもよいです。
ただし学校、さらには同僚によって若干変わってくる可能性があります。
またいつ何があるかわからないため(予定を確認しておけばよいのですが・・・)、正装は常に用意しておいた方がよいと思います。
正装を忘れると非常に目立つ
正装になるべきときに一人だけジャージ・・・となってしまうと、非常に目立ちます。
私も経験があります。
ほぼ間違いなく、上司から注意を受けますし、何よりもその時間非常に居心地が悪いです。
- 式典
- 研修
- 公開授業
これらは正装にした方がよいでしょう。
- 参観日
- 懇談会
これらはどちらでもよいとは思いますが、周りの先生に合わせてみてはいかがでしょう。
はじめのうちは正装で、数回目ともなるとカジュアルになる先生もいます。学校次第です。
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