教員たるものシーンに合わせて適した服装を選ぶ
教員の服装は大きく分けて2つです。1つは普段学級運営する際の動きやすい格好。もう一つはイベントの時の正装です。
ほとんどの教員は自分のロッカーや車の中などに、スーツを準備していることが多いです。
普段着は動きやすい服装であるべき
まず普段着なのですが、動きやすいのが前提です。とはいってもあまりラフすぎるのも問題です。
そもそもなぜ動きやすい方が良いのか?それはいつ何時、子どもにトラブルが起こるとも限りません。そんな時、スムーズに動けるようにも動きやすい格好の方が良いのです。
たとえば服装ではありませんが靴。サンダルや最近ではクロックスを履いている人もいるのですが、あまりおススメはしません。中には脱げやすいものもあるためです。おススメは運動靴です。
案外服装の自由度は高いが・・・
服装の話に戻りますが、普段着はだらしなければある程度自由です。また、周りに不快感を与えなければ問題ないでしょう。ただ、多くの人が履くジーンズを動きづらいという理由で指摘する人もいます。
実際に会った話なのですが、冬の寒い時期。外で体育を行っていた時の話です。生徒は薄い格好で運動場を走っており、指導する教師は温かい格好をしていました。
それを見た近隣の住人から学校に連絡がありました。
「子どもたちがあんな寒い格好で動いているのに、なぜ教師は温かい格好をしているのか?」
という内容です。
とは言っても教師も薄手になりすぎる必要はないかとは思いますが、あまりにも厚い格好をしすぎているのもどうかと思います。
つまり、教師の格好は「常識の範囲内」であれば良いのです。
正装は常に用意しておいた方が良い
また、正装なのですが研修や授業参観、懇談会など、様々なシーンで利用します。たまにそういったシーンでスーツを忘れてしまう教員がいるのですが、とても目立ってしまうし、周り、特に上司から注意を受けることもあるため、気を付けてください。
長期休暇では、教員は研修に参加する機会が多くなります。学校の中であれば子どももいませんのでいつも以上にラフな格好で良いかもしれませんが、研修の時にはそのままの格好で行かないよう注意が必要です。
長期休暇と言えども研修は仕事です。また特に、研修というのは何かを学ばせてもらうために行きます。そんな時どのような格好をすればよいか常識的に分かりますよね。
このようなこともあり、いつ何時どのようなことがあっても良いように、スーツは手の届くところに用意しておいた方が良いでしょう。