教員の世界はマナーの世界でもあります。
きっちりしすぎる必要はありませんが、最低限のマナーを守ることが重要です。
それにより、周りの先生からの印象をよくすることができ、教員生活が過ごしやすくなると思います。
お辞儀はマナーの1つ
学校の現場では、必要な時、必要な相手に対してはお辞儀をした方がよいでしょう。
目上の先生には最低限のマナーを
たとえば、校長先生や教頭先生は直属の上司になります。
彼らと会ったときには深々とまでは行かなくても、軽く会釈程度のお辞儀をし挨拶をした方がよいでしょう。
同僚の先生に対しても
目上の先生のみならず、同僚の先生にも丁寧な態度で接したほうがよいでしょう。
そもそも先生たちは子どもに対して礼儀やマナーを教えています。そのあたりの感覚が敏感になっています。
それなのに、同僚の先生が挨拶をしなかったとしたら悪い印象が残ってしまいます。
同僚の先生に悪い印象を与えてしまうと、学校生活がしにくくなってしまいます。
学校の仕事はチーム戦
学校での仕事は個人戦ではありません。チーム戦です。
学年での行事を行うときには、同じ学年部の先生との話し合いは欠かせません。
学年が異なったとしても、行事を行う際には連携して行うことになります。
さらに地域活動では、地域の住民の型と連携を取ることになります。
つまり学校の仕事においては協力して行うことがかなり多くあるのです。
それらの仕事を円滑に行うためには、常日頃からの人間関係が重要となってきます。
子どもに指導はするが・・・
目上の先生や同僚の先生、そして地域の方には礼儀をもって接する必要があります。
では、学校内の子どもたちに対してはどうか?というと必ずしも礼儀正しく接しているとはいえません。
たとえばお辞儀ですが、すべての子どもたちに対し行っているかというとそうではありません。むしろする機会の方が少ないかもしれません。
とは言っても子どもたちは学校では先生の一つ一つの動きをしっかり見ています。
そのため、たとえば校長先生や教頭先生が教室に来たときには先生が軽くでも会釈をすることで、「校長先生や教頭先生って偉いんだ」と子どもたちに印象付けることができます。
あとは、たとえば学校のイベントでみんなの前で表彰されるときや何かをもらうときには、子どもにお辞儀をすることを指導します。
「呼ばれたらここに行って、ここで止まってお辞儀をするんだよ」
と予め指導をします。
まとめますと、実際の話、上司や保護者、外部からの訪問者に対してお辞儀をする先生は多いですが、子どもに対してお辞儀をする先生は少ないです。
またお辞儀について子どもたちに強く指導することも普通はありません。
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