学校の先生の休みはどのくらいあるのか?
さらには部活動の顧問であるかどうかで大きく左右されます。
たとえば「小学校教員」の場合、必要最低限の日数勤務すると考えると、年間休日は130日~140日前後は確保できると思います。
これは週末の部活動が小学校の場合、基本的にはないためです。
ただし、多くの先生は休日出勤したり、研修に参加したりしてもっと休日数で言えば少ないです。
とはいえ休もうと思えば休めます。
たとえば中学校の先生であり、部活動の顧問をしている場合、そしてその部活の熱心度、レベルによっても左右されますが、かなり休日は少なくなってしまいます。これは学校次第、そして周りの環境次第になってきます。
それでも休もうと思えば休むことは可能です。権利ですから。
休みの日数は学校や先生によって異なる
学校の先生の休日数は、さまざまな要因により異なってきます。
- 小学校、中学校、高等学校のどこに勤めるのか
- 学校の校長の考え方や周りの先生の考え方
- 先生自身の考え方や状況
公立学校の場合の話ですが、先生は地方公務員となります。そのため休日はしっかりと確保されています。
その休日をどのように使うのかによって休日の日数が変わってくるのです。
部活の顧問になると休日は一気に減る
部活の顧問になってしまうと、どうしても休日は減ってしまいます。
中学校や高等学校の先生で部活の顧問を担当してれば、休日は削られてしまいます。
もしも休日を減らしたくないということであれば、顧問にならないことが一番なのですが、実際断るのは難しいと思います。とくに若手の先生は。
そのため、休日をなるべく多く確保したいということであれば、小学校の先生になることをおススメします。
小学校であれば部活はありません。そのため、部活によって休日が削られてしまうということが発生しづらいです。
ところがクラブ活動はあります。クラブによっては休日に発表会や試合があることがありますので、そこは休日が削られることになってしまうことでしょう。
休日出勤する先生は意外と多い
小学校の先生でも休日出勤する人は意外と多いです。ただしこれは、先生の考え方や作業効率などによります。
普段は大体15時まで授業を行います。その後、学校内の会議や研修が組まれています。自由な時間が取れるのは終業時間くらいになりやすいです。そこから宿題のチェックをおこなったり、掲示物の処理を行なったりします。
クラスの人数が30人前後であるため、1人の生徒にかける作業時間×30人分の時間がかかってしまうのです。
授業参観や懇談会のための作業
とくに授業参観や懇談会は保護者が学校に来ます。子どもたちが作成した制作物を見せたいという思い、そして学校側からの指導もあり、教室中、そして廊下に掲示物を掲載します。そしてそこには生徒一人ひとりに向けたコメントをつけます。
これにかなり時間がかかってしまうのです。
また授業参観であれば「保護者用」の準備を行う先生が多いです。
つまり普段ではあまり教材は使わないが、授業参観では教材を用意したりするのです。
よって休日出勤をしてそれらの作業を行う先生は意外と多いのです。
ただし休日であるため出退勤時間は決まっていません。自由に来て自由に帰っても問題ありません。
参照元⇒学校の先生の一日 小学校教師の勤務時間は表向きは9時間(1時間休憩)
休むことは問題ない 周りを気にするかどうか
どの仕事でもそうですが、出勤日以外は休んでも問題ありません。それは学校の先生でもいえることです。
小学校の先生であれば、基本的には週末の土日、そして祝日は休みです。つまりカレンダー通りです。
また有給休暇もあるため、それらを利用することも可能です。
ところが現実問題として、周りの同僚の目があります。そのため、なかなか休めない・・・と考える先生は多いです。
しかしそんなことは気にせず、休む先生も少数ですがいます。もちろん悪いことは一切していません。正当な行動です。
ある意味、先生の世界は右向け右の世界であり、出る杭は打たれやすい世界です。
しかし休む権利を当然のように行使する先生が増えてくれば、休みやすい環境となってくることでしょう。
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