現在、私と同様多くの人が通信教育を利用しています。それぞれ理由は違いますが、現状に満足していない方や、更なるステップアップを目指す方、新しい道へ進もうとしている方には通信教育はうってつけの学習方法なのです。
たとえば一昔前であれば、「〇〇という大手企業に就職した。これで一生安泰だ」なんて話を耳にすることもありました。
しかしどんなに大きな企業でも倒産してしまったり、大量解雇をしたり、今や安定した企業など存在しないかもしれません。
もし突然職を失ってしまったら。その時再就職が難しい年齢だったとしたら。
頼るのは自分の力のみです。そんなとき、何かしら手に職を持っていたらどうでしょう。その技術を活かせば再就職もしやすいでしょうし、自分で起業しやすいかもしれません。
学校の先生なら年齢制限がないケースも
たとえば学校の先生ですが、教員免許を持っていればスタートラインに立つことができます。一番は教員採用試験に合格して正規採用になることでしょう。よほどのことをしない限り職を失うということはありません。
また教員免許を持っているだけでも講師として働くことも可能です。講師というのは採用試験には合格していないが教員免許を持っている人たちが学校で働くときの呼称です。
教員採用試験は各都道府県や政令指定都市で毎年行われています。ただ場所によっては年齢制限があります。しかし講師の場合には年齢制限がありません。
このように教員免許さえ持っていれば、最悪の事態が起こったとしても生活をするだけの収入を確保することができるのです。
仕事をしている人が資格を取るために仕事を辞めてしまっては、勉強している間の生活ができなくなってしまいます。それでは本末転倒です。
では、どういった人が通信教育で資格を取ろうとしているのでしょうか。実は年齢も職業も性別も様々なのです。通信大学への入学条件は基本的には、高校卒業資格を持っていれば誰でも入学できるのです。細かく言いますと、「高校卒業資格かそれ相応以上の学力」、「高等学校卒業程度認定試験に合格している」なのです。
ですから、高校卒業資格さえ持っていれば、誰でもすぐに入学でき、その先の人生に新しい道を切り開くことができるのです。