教育実習時期の変更希望をしたら先方から怒られました

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教育実習時期の変更は難しい

教育実習時期の変更希望をしたら先方から怒られました

結論から言いますと怒られて当然です。怒られなかったしてもほぼ100%不快に思っています。

学校には年間指導計画というものがあります。次年度1年間のスケジュールを事細かに設定し作られています。私の知る限り教務主任が作っていました。

これを基に学校が運営されていきます。

そのため、教育実習の日程もこの中に組み込まれます。

このようなこともあり、まず教育実習自体が行きたいと思ってもすぐに行けるものではなく、半年、もしくは1年前レベルで実習先に連絡を入れ受け入れの許可をもらう必要があります。

そのため、余程の事情がない限り実習期間変更の要望を学校側に出したとしても、変更してくれる可能性はかなり低いと思います。

また決められた予定を自己都合で変更してくるような人を受け入れたいと考える学校は少ないことでしょう。

厳しい言い方をすると、学校側からすると実習生は受け入れたくありません。余計な仕事が増えるためです。特に担当する先生の仕事は増えます。また、受け入れたとしてもその後先生になる人はわずかです。

なので、余程の理由がない限り実習日の変更はしない方が良いでしょう。そういったことに関しては学校という場所は非常に厳しい判断を下します。

教育実習を「お願いをしている立場」であることを忘れてはならない

教育実習は実習を受けたいと考える学生側から学校に対してお願いしています。学校の方から教育実習に来てくださいと言っているわけではありません。

教育実習生が来るということは、受け入れる学校としては仕事が増えます。学校だけではありません。教育実習の担当教員の仕事も増えます。日頃の仕事が忙しい中、さらに増えるということです。

そのため教育実習生を受け入れるということは、専用に時間を確保することになるのです。

そのため、教育実習時期の変更理由にもよるかと思いますが、変更を申し出て良い顔をされることはほとんどないでしょう。

年間指導計画に入れ込む

どの学校にも年間指導計画というものがあります。学校内で行われる1年間の流れを細かく計画しているものです。

これは毎年手作りで作られます。これを基にして学校が運営されていくのです。

1つ内容を変更することで、その後の日程にも影響が出てくる可能性があります。つまりなるべく立てた計画は変更したくはないのです。

学校側の本音

教育実習生の受け入れ要請が来たら、学校側としても断ることは基本的にはしません。

しかし教育実習生の中で、将来的に教員になるのは一部です。そのほかの人たちは教員免許を取得するためだけに教育実習に来ます。

たとえば教育学部の学生の場合、教員免許を取得しなければ卒業要件を満たしません。つまり卒業するためには教育実習には参加しなければならないのです。

それを現場の教員もわかっています。

そのため現場の教員の中には、「一生懸命指導しても結局先生にはならないんだろうな」と考えている人もいます。

そして受け入れる側としても受け入れるための準備を行います。

  • 誰が指導するのか
  • どの教室に配属するのか
  • 授業見学はどうするのか
  • なんの教科の授業を行ってもらうのか
  • 歓送迎会はどうするのか

これら以外にもかなり細かく決定します。

好きな授業を好きな時に見学できるわけではない

教育実習では好きな授業を好きな時に見られるわけではありません。

見学できる授業は学校側で決められているのです。逆に言うと決めてくれているのです。そして授業見学される先生側としても授業の準備を行います。

1人の教育実習生のために、正規教諭たちが動いてくれているのです。

基本的に学校側は協力的

基本的に教育実習に対して、受け入れ側である学校は協力的です。

ここまで不安を募らせるようなことをお話ししてきましたが、基本的には教育実習を受け入れる先の学校や先生方は協力的です。

自分たちの後輩になるかもしれない実習生ですので、明るく受け入れてくれます。(私は怪しかったですが・・・。)

そもそも先生という職業についている人たちは、人にものを教えるのが好きな人ばかりです。なのでそれは教育実習生に対しても同じです。(私は怪しかったですが・・・)

そのため、「常に謙虚な姿勢」でいれば基本的には問題がありません。

ちなみに私は謙虚な姿勢がだいぶ欠けており、かなり迷惑をかけました。今想像すると恐ろしいくらいです。

基本的には協力的であり実習受け入れのための準備をしっかりと行ってくれるのですが、理由次第ではあるかと思うのですが、余ほどの理由でない限り実習日変更はマイナスに取られてしまいます。

お願いしている側が変更してくるなんてありえない・・・と思われても仕方がありません。

少し悪い表現方法となりますが、実習生がどうなろうとどうでもよいと考える人もいます。面倒な仕事だけが増えて厄介と思う先生もいます。

そのため、実習日の変更を申し出ることは、余ほどの理由がない限り絶対に避けたほうが良いでしょう。余ほどの理由というのは、重い病気を患ったとか以上のものかなと思います。

教育実習の日程は学校側で決められる

ここまで教育実習日の変更は絶対に避けたほうが良いというお話をしてきました。

そもそもの話ですが、実習日は受け入れ側の学校によって決定されます。

教育実習時期の変更希望はしない方がよい

「その日は前から予定が入っているので他の日程に変更してください」

このような発言は、教育実習先の学校に絶対にしない方が良いでしょう。実習の受け入れを拒否されてもおかしくない回答です。

学校側で決定された日程には必ず従ったほうが良いです。そこに何か他の予定が入っていたとしても関係ありません。学校側にとっては関係のない話ですので。

たとえば就職活動の日程と被ったとしましょう。その日程を変更してください。どうしても入りたい会社だったとしましょう。

そうであれば教育実習は諦めてください。教育実習を諦めるということは卒業できなくなりますし、結果として大学を卒業しないわけですから入りたい会社の内定が出たとしても取り消されてしまうことでしょう。

何度も繰り返しますが、教育実習に行くのであれば、絶対に謙虚な姿勢でいるようにしましょう。

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