教採に落ちてしまった できること・するべきことは?

教員採用件に落ちてしまった方からの質問

教採に落ちてしまいました。今できることは?
もし正規の教諭にどうしてもなりたいということであれば、何年も諦めずチャレンジし続けた方が良いでしょう。

ただし、教員採用試験には年齢制限が設けられているところがあるので、そのあたりを注意したほうが良いでしょう。

また、講師経験が教員採用試験に影響を与えるという噂(講師経験者は勤めている学校の学校長から推薦文をもらい提出することができる場合もある)もありますので、採用試験に合格するまで講師として勤務するのも良いでしょう。

ただし、教師をしながらの採用試験の勉強はかなり大変とされています。日常業務をこなしてからの勉強となるため、勉強時間を大量に確保することがなかなか困難です。

また講師時代に周りの同僚にあまりにも悪い印象を与えてしまうと、それが採用試験に悪い意味で影響するという噂もあるので注意が必要です。

教員にどれくらい本気でなりたいのかによる

教員採用試験は都道府県にもよりますが、比較的難易度が高い試験といえると思います。

もし将来的に採用試験に合格したいと考えているのであれば、継続して勉強をすることをおススメします。ただし勉強をしているだけでは生活をすることはできません。

そのためおススメは「講師として学校で働きながら勉強を続けること」です。

小学校で講師体験 講師になったからわかる学校のこと

講師不足の現状

私の知っている限り、どの都道府県においても講師不足です。

矛盾を感じるところではあるのですが、教員採用試験の合格率は低いのですが、先生は足りていないのです。そこで講師の存在は非常に貴重なものとなります。

たとえば産休や育休、さらには病欠で休職する先生は一定数います。その際に代わりとなってクラス運営をする先生は絶対に必要となります。とくに病欠の場合はいつ病気になるのか分かりません。予備となる先制を確保しておかなければ、そのクラスの担任が不在という状態となってしまいます。

このようなこともあり、講師の存在は非常に重要な存在となります。

更新制度であるため扱いやすい

講師は基本的には1年契約となります。つまり必要ではなくなった場合、もしくは問題のある講師は契約更新がされなくなります。正規の教員の場合はそうはいきません。よほど大きな問題を起こさない限り解雇にすることはできないのです。

そのような面からしてみても、講師は使い勝手が良いのです。

講師として経験を積むことは大事

講師として経験を積むことは非常に重要だと思います。

学校がどのような社会であるのか、そして自分自身が学校で働くことが向いているのかどうかを判断することができます。そういった面からしてみても、採用試験に合格しなかった人は、講師として現場で働くケースは多いです。

給与はしっかりもらえる

講師の給料は比較的しっかりともらえます。年齢や経験にもよるのですが、私の場合は28歳の時に講師として学校で働いていました。その前は3年ほど学習塾で働いていました。

その状態でもらえた給料額は手取りで約23万円。さらに1年に2回の賞与が出て約40万円前後。つまり賞与の出る月は約60万円の給与となっていたわけです。

普通に生活をするのであれば、とくに問題はない金額でしょう。贅沢をすることはできませんが、困ることもないかと思います。

講師をしながらの勉強は大変

講師として学校現場で働くことは、自分が先生になる上で適しているかの判断をすることができますし、現場で勉強することは数多くあります。そういった面では非常に良い経験をすることができるのですが、良いことばかりではありません。

学校で働きながら勉強をすることになるため、採用試験の勉強をする時間を確保するのがなかなか難しくなってしまいます。

その点は、現役の学生に比べると不利となる点かもしれません。

講師経験が有利となることも

教員採用試験には特別選考というものがあります。すべての都道府県に設置されている制度かどうかは不明ですが、いくつかの件では採用されている制度です。

名称としては「特別選考」であったり「講師等経験者特別選考」といったものです。

内容としては、「3年間の講師経験がある人はこの選考を受けることができます」といったものとなります。つまり一般の受験者が受ける枠とは異なる枠で受験をすることができるのです。

結果どのようなことになるのかというと、一次試験の一般教養と教職教養の試験を免除するといったものです。

これは非常に大きなポイントであり、一番のネックとなるテストをパスできるということなのです。残すは2次試験のみであり、2次試験は面接が主となります。

この面接も、「こういった状況だったらどうしますか?」といった内容だったりするため、現場経験者にとっては有利となるのです。

よって3年間講師として働き、採用試験を受けるといった方法もあります。

特別選考枠(文部科学省)

総合的に考え私ならこうする

もし教員採用試験に不合格だった場合、私なら講師登録をして講師として働きながら教員採用試験の合格を目指すことでしょう。

それで3年以内に合格すればそれはそれでよいですし、もし3年で合格できなかったとしても3年の講師経験があるため「特別選考」で受験をすると思います。

ただし注意してもらいたい点があります。特別選考での受験を考えているのであれば、講師として勤務している間に問題を起こさないことです。なぜなら講師の評価を裏でされているためです。人事評価というものです。

ある教頭先生から聞いた話では、ブラックリストというものがあり、問題のある講師はそこに名前が載るということです。名前が載ってしまうと何度採用試験を受験したとしても不合格となってしまうとのことでした。

実際に何度も採用試験に不合格になっているという講師がいました。特別選考がない時代の話ですが、毎回2次試験には進んでいたのにもかかわらず不合格が何年も続いていたのです。

その講師の話はいろいろなところで聞きましたが、かなり評判は悪かったです。恐らくブラックリストに載っていたのだろうと推測されます。

講師経験は経験を積むうえでよいことですし、特別選考を受けるためにも必要なことでしょう。ただし現場で働いているため、評価されてしまうのも事実です。とはいっても特に問題を起こさなければよいだけの話です。

丁寧・謙虚な姿勢が大事

学校現場に行けば分かると思いますが、丁寧な仕事をし謙虚な姿勢であればあまり嫌われることはありません。

同僚の先生や保護者と衝突を繰り返したり、仕事を放棄したりすることがなければ大丈夫だと思います。そのためあまり心配しなくてもよいことではあるのですが、常に丁寧で謙虚な姿勢を忘れずにいれば、講師経験が採用試験の強い武器となるはずです。

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