教師は資格を持っていたほうがよいのか?
まず教師になるために持っていたほうがよい資格ですが、これは採用試験に合格するために少しでも有利になる資格としては学校図書館司書教諭の免許です。これは現場の先生の話から聞いた話です。
採用試験には有利となるのですが、現場では何かにつけて頼りにされてしまうため、仕事が増えてしまうと嘆いていた先生もいました。司書教諭は学校の先生以外でお願いすることがあるのですが、その先生が免許を持っていたばかりに、担当させられることになってしまったそうです。
その他、資格ではなく技術として身に付けていたほうがよいものはあります。
小学校の先生の場合ですが、「書道」と「ピアノ」はある程度技術を持っていたほうがよいでしょう。
現場で役に立つ3つの資格
私自身が身に付けていて役に立った技術を3つ紹介します。「書道」、「ピアノ」、「水泳」です。
小学校の場合での話ですが、これら3つの技術を持っているととても役に立ちます。
字が丁寧なのは便利
字は丁寧であるに越したことはありません。黒板に板書する際にも、そして書き取りの丸付けや修正をする際にも役に立ちます。
小学校の場合、頻繁に書き取りを宿題に出します。その宿題を見るときに子どもが間違えた字を修正することがあります。
とくに「とめ・はね・はらい」あたりには気を付けます。その際に、修正した先生の文字が綺麗であれば説得力があります。
私の場合は習字を子どものころ6年ほど習っていた経験があり、それが役に立ちました。
ピアノを弾けると便利
次にピアノですが、小学校では歌を歌う機会が多いです。
その際にピアノを弾くことができると指導がしやすいのです。曲の途中だけを練習したいときには、その部分だけ弾けばよいです。
ところがCDを使うと、上手く適したところから音出しがしにくいのです。少なくてもコード進行だけでも覚えておけば非常に役に立つと思います。コードはCであればドミソといったものです。
私の場合、ピアノは合計で5年ほど習っていた経験があり、役に立ちました。もし習っていた経験がない人でもコードであれば1ヵ月もかからずに覚えられると思います。
泳げると便利
小学校の場合、体育の指導も担任が行うことがあります。
最近では体育や音楽は、得意な先生が教えることもありますが、学校次第でしょう。
水泳の時、プールに入らず指導をすることも可能といえば可能ですが、やはり子どもと同じようにプールに入って指導したほうが伝わりやすいのです。
また実際に泳ぎが上手い先生が教えたほうが、子どもたちの成長は早いですし確かです。さらに先生が泳げると子どもの目つきも変わってきます。
私の場合は水泳を子どものころ、9年間習っていまして、それが役に立ちました。
能力があったほうが仕事がしやすい
私の場合はたまたま子どもの時に習っていたことが学校で役に立ちましたが、これらの能力がなくても学校で働くことはできます。
ただ能力があったほうが指導がしやすいというだけです。
もし自分に能力がないと感じるのであれば、学校で働きながらでも何かしらの能力を身に付ければよいと思います。
最近では英語学習やダンス、プログラミングなどに関わる授業が導入されてきました。これらを少しでも勉強しておくことで、授業を円滑に進めやすくなりますし、何よりも自分のためにもなるかと思います。
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