LINEでテスト成績が流出 問題は教師か生徒か?

LINEでテスト成績が流出 問題は教師か生徒か? 困った教育問題 学校や家庭で起こる問題を少しでも減らしたい

2014年4月7日の毎日新聞で、群馬県内の市立中学で生徒のテストの成績がLINEで流出したという問題が発覚しました。

市教委の説明によると、教諭が机に今回問題となっているテストの成績を校内の廊下の机に置き忘れ、それを発見した生徒がスマートフォンで撮影。その後生徒に対しLINEで送信したということです。この結果、市教委は名簿を忘れた男性教諭を処分するかどうかという検討をするらしいのです。

何が問題なのか?

今回問題となっているのは、生徒の個人情報が流出してしまったことにあります。その原因として、誰でも手に入れられる場所に生徒の成績を置き忘れたことが発端となります。個人情報の扱いは非常に厳しく指導されているはずですので、対象の教諭に責任があることは明白です。

ただしテストの成績を見つけ、それをスマートフォンで撮影。さらに友達に送信してしまった生徒にも問題があります。どういった意図でそういった行動をしたのかは分かりません。テストの成績は誰もが気になるものです。

その気になる情報を手に入れたため、教えたかったのかもしれません。もしくは単にいたずらで、普段なら手に入れられない情報を手に入れたため、自慢げに送信したのかもしれません。その動機は不明です。

いずれにしても、テスト成績を送信してしまった生徒にも問題があると言えます。

今回の問題以外にもLINEを利用した学校関連の問題が多数発生していることが分かりました。大阪の市立中学で、元々は教諭のミスですが、結果として生徒がLINEに個人情報を流出させてしまいました。

問題はLINEなのか?それを使う利用者か?

まず前提として行っておきたいのは、LINEに問題があるということはないと思います。確かにLINEのユーザーが広まり、それを利用する人間は増えています。世の中はどんどん便利になってくるので、こういったツールはこれからも出てくるでしょう。

その際に必要になってくるのは、『ツールを利用する人間のモラル』です。

この2つの問題の発端となったのは教諭の失敗です。個人情報を厳重に扱えなかったということです。確かに問題ではあります。ただし、生徒が個人情報の重要性をしっかりと理解していれば、情報を広めてしまうといったことは起こりません。どちらの案件も中学生であり、まだまだ発展途上ではありますが、これほどインターネット関連のサービスが広まってきた現代において、この辺りの危険性をしっかりと教育する必要があると思います。

つまり、情報リテラシーに関する授業の強化が必要となってきます。

通信教育では学べない問題

このサイトは通信教育で教員免許取得を目指す人たちへのサイトです。なので、通信教育に関連付けて今回の問題に触れたいと思います。通信教育で、学校での個人情報の扱いについて学ぶことは皆無でしょう。少なくとも私は勉強した覚えがありません。

しかし教育現場では個人情報の取り扱いには非常に気を使います。学校長からくどいくらい話がありますし、学年主任からも話で出ます。そのため、例えばUSBメモリーに色々情報を記憶させる教諭がいますが(恐らくほとんどの教諭が使用している)、取り扱いには非常に神経質になります。しかしUSBメモリーはとても小さなものです。そのため、紛失してしまう教諭も中にはいます。表に出ていないため問題にはなっていませんが、全国的に見たら結構多くの教諭が紛失していると思われます。

そしてそれらが流出してしまった場合は、処分の対象となります。これが新聞に掲載される場合もありますし、学校内で表に出さないようにしている場合もあります。

いずれにしても、個人情報とはそれほど重要なものであるとされ、私の知っている教諭は小さなUSBメモリーに大きなぬいぐるみを付けていました。また鈴をつけたり、キーホルダーを沢山つけている人もいました。絶対になくしてはいけないものだからです。

こういった教育をまず、通信学生にも教える必要があります。また、生徒に対して個人情報とはどういうものであり、どのように扱わなければいけないのかをというのを教える必要があります。ただ、生徒の目に触れてまずいものは職員室から外に出さないことが最善の方法であるのは間違いありません。

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