働きながら通信大学で勉強するのはきついですか?
また働きながら通信大学に通っている人はどのくらいいるのでしょうか?
むしろ通信大学は働きながらでも勉強したい人向けの教育機関といってもよいでしょう。
そして通信大学で勉強している人の多くは働いている社会人です。
通信大学での勉強が働きながらだからきついかどうかという点に関しては、その人次第となります。
それは人それぞれ勉強に対して何を大変と感じるかが違うためです。そして持っている学力も違うためです。
個人的な感想からすると、決してきつくはありませんでした。
通信大学とは主に社会人に向けた教育機関
通信大学とは、そもそも社会人に向けた大学となります。
文部科学省の「大学通信教育制度について」では以下のように述べられています。
通信教育は、学校教育法第八十四条※に定められており、地理的・時間的制約がある社会人など、通学課程とは異なる様々な学びのニーズに対応し、大学教育の機会を広く提供するもの。
働く社会人を想定している面もある
上記の通り、通信大学は社会人の学びのニーズに対応するように作られています。
そのため通信大学での勉強がきつすぎるようには設定されていません。
少なくても私はそれほどきついとは感じませんでした。
ただし冒頭でもお話ししましたが、勉強に対して何をきついと感じるのかは人それぞれ異なります。
一般的な大学での勉強と比べると、通信大学での単位修得する方が簡単かと私は思います。
ただし自分一人で勉強を継続させることがきついかもしれません。
通信大学の利用者は意外と多い 決して特別ではない
通信大学で勉強している学生数はかなり多いです。
以下は令和2年の文部科学省の資料となります。
かなり多くの学生が通信大学で勉強していることがわかると思います。
通信大学に籍を置いている人数は16万人以上ということになります。
ちなみに令和4年のデータは以下となります。
目的はさまざまな 大学卒業資格・教員免許・資格取得
社会人が通信大学で勉強する目的はさまざまです。
大学卒業資格である学士を取得しようとしている人もいれば、教員免許の取得を目指す人もいます。そのほかの資格取得を目指す人もいます。
たとえば私の場合ですが、一般的な4年制大学を卒業した後に、25歳から通信大学で教員免許の取得を始めました。
スクーリングに行っていろいろな生徒と会ったのですが、私と同じように大学卒業後に教員免許の取得を目指す人がかなりたくさんいました。
同じように、さまざまな目的で通信大学で勉強している人はたくさんいるのです。
たくさんの学生がいるということはきつすぎるわけではないということ
通信大学にはたくさんの学生が在籍しています。
もし通信大学での勉強がきついということであれば、たくさんの生徒は集まらないと思います。
そのことからも、勉強の内容はそれほど心配しなくてもよいかと思います。
ただし1日1時間~2時間は勉強のために時間を割ける状態を確保しておいた方がよいと思います。それくらい時間を確保しないとレポート作成が間に合わず、目的達成までかなり時間を要してしまうと思います。
時間を要せば要すほど、精神的にきつくなってくるかと思うのです。
通信大学が社会人に人気の理由
通信大学が社会人に人気の理由は以下の4つが主となるでしょう。
- 好きな時間に勉強できる
- 好きなところで勉強できる
- 授業へ出席する必要がない
- 学費が安い
参照 働く社会人に通信大学がおすすめな4つの理由+大きな1つの理由
このように通信大学で学ぶことは、仕事をしながら限られた時間の中で勉強をするためには都合のよいシステムとなっています。
日中時間を割いて授業を受けるタイプの、いわゆる一般の大学では社会人が通うことはまず難しいでしょう。
そして学費に関しては、授業を直接受けるわけではないため、そして大学の施設を使うわけでもないため大幅に安くなります。1年間の授業料が約20万円ほどであることが多いです。
これは一般の私立大学の学費と比べると4分の1~6分の1程度となります。
このような理由から通信大学は多くの社会人に支持されているのです。
類似質問
これまでに働きながら通信大学で勉強をすることに対して質問をもらっています。
これらはすべて教員免許取得に関してですが、参考になるかと思います。
社会人として働きながら教員免許の獲得に関することや、教員として働きながら他の教員免許を取得することに関しての質問となります。
ちなみに当サイト管理人自身も働きながら通信大学で勉強をした経験を持っています。その話は」働きながら教員免許を取得 社会人になってからも先生になれる」で紹介しています。
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