教員になるには何が必要なのか?悩みのある子どもを救いたいだけは理由になるのか

教員になるきっかけに迷っている人から質問

私は2008年に大学を卒業したのですが、病気で入院していたため一般企業への就職活動はしていませんでした。

幸い持病も小康状態に落ち着き、健康面だけを鑑みるなら、今なら企業への就職もできるとは思うのですが、昨今の就職状況やもしもの時のことを考慮した上で今後のためにも公務員を目指そうと考えていました。

しかし、一口に公務員といっても調べてみてとくにピンと来るものがなかったのですが、最近知人に勧められたこともあり、教員免許に興味を持ち始めました。

大学在籍時は子ども向けのボランティアクラブに入って活動をしたり、不登校の中学生の家庭教師をしたこともあり、子どものことは好きで、教えることにも魅力を感じます。

私自身も中学のときに不登校になった経験があるので、今、不登校で悩んでいる子どもたちの助けになりたいという思いもあります。

しかし、ただこれだけの理由で教師を目指すのは甘いのでしょうか。

全国には何が何でも教師になりたい、子どもが大好きだから必ず教師になる、という方々が大勢いらっしゃると思います。

私は上記で述べた志望理由以外にも、教員免許という“資格”自体に惹かれているという一面もあると思いますし、このような私が教壇に立ってもいいのだろうか…と考え込むこともあります。

こちらに来ていらっしゃる方々は教員になろうという気持ちを、どのように、いつ頃持ち始めたのでしょうか。

もしよろしければ意見や体験等お聞かせ願えれば幸いです。

■ 回答1

私は通信教育で教員免許を取り、教壇に立っているものです。経験者としての意見を言います。教壇に立つことは、夢や希望だけでは勤まりません。学校も社会です。現実の世界です。

最近の子どもはかなり問題を抱えています。その問題を抱えた子どもの後ろには親がいます。

問題を抱えている子どもの親もまた、問題を抱えていることが多いです。

実際に、教員になることが夢で教師になり、現実を見て辞めてしまう方も多いです。こんな感じで言うと、不安を感じてしまうかもしれませんが、学校によってかなり雰囲気は変わるものです。

また、校長によっても大きく左右されます。

教師は公務員です。生活は保障されます。そのことに重点を置くのであればよい仕事かもしれません。

また、問題を抱えていない学校、問題を抱えていない子どもと出会えば最高でしょう。

しかし、学校も子どもも選べません。

私の知っている教師の多くは、子どものことを考えているふりをしている人が多いです。

実際、問題に直面すると穏便に済ませようとしかしません。本当にその子どものことを考えた行動を取れないのです。

優しさだけでは子どもを指導することはできません。厳しさも必要です。

そんな覚悟があるならば最高の職場といえるのかも知れません。

■ 回答2

私からすると、別になんとなく教壇に立ってもよいと思います。というよりも、なんとなく教壇に立っている人は多いと思います。

私は別にそれに対して攻めるつもりはありません。教師だって一つの仕事です。慈善事業じゃありません。

たとえば、「家は用意する。光熱費も払う。食費も払う。生活は保障する。その代わり、好きなものは買わない。常に学校と家との往復。常に子どものことを考えて趣味も持ってはいけない。」と言うのが教師の仕事だったとしましょう。

一体、どれだけの人が教師になりたいと思うのでしょうか?そしてどれだけの人が教師を辞めようと思うのでしょうか?

かなりの数、むしろほとんどだと思います。何を言いたいかというと、「多くの人が公務員だから教師をしている」ということです。

教師は聖職者じゃありません。ただの仕事の一つです。教壇に立つ資格は教員免許状を持っていることだけです。

たまたま選んだ仕事が教師だったでいいのではないでしょうか?

参照 先生になりたい人必見!学校の先生になるために必要な2つこと

 

教師になる動機は人それぞれ

今回は、当サイトの掲示板に書き込まれた質問に対し回答をさせていただきました。

1つは当サイト管理人からの回答であり、もう1つは掲示板訪問者からの回答です。

動機はさまざま

教師を目指す人、そしてすでに教壇に立っている人の動機はさまざまです。

「子どものことが好きで教える仕事をしたい」と考えている人もいますし、「地方公務員で安定した仕事」と考えている人もいます。

そもそも動機を話す機会もないため、なぜ教員として働いているのかを他の先生に聞く機会もありません。

なので「動機はこうでなくてはならない!」ということはないと思います。

理想を他人に求めすぎるのは避けたほうがよい

教師になる動機は人それぞれですが、「教師とはこういった存在である。このような考えを持つべきだ。」という考えで教育現場に行くと、意外と心が折れてしまうことがあります。

先ほどもお話ししましたが、それぞれの先生の動機はさまざまです。正直、子どものことをそれほど好きではないという人もいます。

なるべく仕事を人に押し付けるような人もいます。嫌味をよく言う先生もいます。

そのため、自分が先生という職業に持っている理想を、他の先生方に当てはめないほうがよいと思います。すぐに崩れてしまうと思います。

それよりも、自分が初めに先生になろうとした動機を常に意識し、周りがどうであれ、それを自分で守り続けていくことが大切だと思います。そしてそれを自分が関わる子どもたちに伝えていければ最高の職場になると思います。

参照 教師になるために今すべきことは 知識と経験を身に付けよう

 

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